さゆりの美術指導
月に1回、芸術による教育の会 の専任講師による美術指導があります。
○自己拡張本能
子どものもつ感覚(自分と同じように周りのあらゆるもの、太陽や山、木やお花などにも命が宿っていると感じる本能)を引き出す言葉がけをしてあげることで、 作品や意気込みが変わってきます。それは道具や作品を大切にする心、他人を思いやる心を育てます。
○価値の変換
なるべく身の回りにある素材を使うことで、親しみがわき、普段と違った使い方をすることにより、別の新たな価値が生まれます。 これは、ものの見方がひとつではないことを教えてくれます。「壊れてもまた直せる、作り直すことができる」のは、 子どもの創造性を育む最高のおもちゃなのです。
心の成長を見守る
「美術ってなぁに?」= 絵をうまくする、工作を得意にする?それだけではありません。 幼児期の美術には、もっと大切な意味があります。
楽しい気持ち・悲しい気持ち、画用紙はすべてを受け入れてくれます。子どもの絵は、今のその子自身です。間違いも正しい答えもありません。
その子の気持ちに寄り添い受け止めることで、安心して次の一歩を踏み出して行くのです。美術は子どもたちの心の成長を見守っています。
課外教室
さゆり幼稚園の課外教室である「びじゅつきょうしつ(芸術による教育の会)」は、さゆり幼稚園の正課の美術指導を行っている専任講師による課外教室です。普段から幼稚園の美術指導で接している先生に課外教室を受け持ってもらえるので、園児も安心して楽しく課外教室で活動することができます。
幼児期の子どもの成長において、とても大切なものは情緒の安定です。情緒の安定は、多くの能力を発達させていきます。
作品は、ありのままの子ども自身です。表現をそのまま受け入れてもらえる喜びは、大きな自信になり、挑戦し、悩み、感じ、また次の一歩を踏み出す力を育みます。 美術教室では、結果ではなく制作の過程を大切にしています。たくさんの感動とコミュニケーションを通じ、柔軟な思考力を身につけていくことを目的に、指導しています。
「びじゅつきょうしつ」の詳細や、その他のバス送りのある充実の課外教室紹介は こちら をご確認ください。